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March 27, 2013

移住と仕事(特殊事例)

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写真はよく乗る高速バス。3時間ほどで都心と松本を結び、しかもリーズナブルなので、とても助かっています。と言っても高速バスで都内に通勤しているわけではありません。

移住後の仕事は、誰もが気にかかることだから、早い時期に書こうと思ったのですが、タイトル通り、僕の事例は特殊なので、ためらっていました。

特殊なのは仕事の分野です。メインの仕事はカメラマン(スチール、ムービー)、ライター、メディアプランナーで、NPO法人の代表もやっています。

食い扶持はクリエーターの仕事で稼いでいるですが、関わる分野もまた特殊なのです。

主に環境問題関連、企業社史・団体年史関連、自動車関連、住宅関連、地域振興関連などなんですが、どちらかというと経験のあるクリエーターが少ない分野なので、一度、クライアントと良好な関係が築けると、フットワークさえ確保すれば住む場所を選ばずに仕事を請け続けることができます。

逆に松本ではあまりない仕事のため、いまだに都心依存度100%です。

取材や撮影、打ち合わせのときなどに、高速バスか車で都心(時には地方)に出向き、松本に帰ってきてからデスクワークをこなすという感じで、日々を過ごしています。いまのところ平均して月の1/4を松本で過ごすといった案配です。

昨年末には仲間と会社を作り、都内の共同オフィスに本社を設けました。長いことフリーランスでやってきたのですが、仲間のネットワークをかけあわせれば、よりさまざまな仕事ができるし、実績があれば信州での仕事も開拓しやすくなり、仲間の移住基盤も作れると考えたからです。

若いころから小さな会社ばかりに勤め、親にずいぶん心配をかけてきましたが、何にでも首を突っ込み、潰しが効く身になれたことで、仕事のことをあまり心配せずに移住することができました。

こんな感じなので、まったくほかの方の参考にならないのです。

でも、もしもクリエーターで、移住先に仕事があるか心配な方は、ぜひ、最近できはじめているコワーキングスペースを事前にお訪ねください。コワーキングスペースは、利用者と交流しながら、仕事などができるオープンなオフィスです。コラボ的に仕事が生まれることも多々あるようなので、一見の価値はありますよ。

力まない移住

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写真は昨夏、能登で撮影した里山風景です。

「移住」には「農山村の古民家で、持続可能な暮らしを」的なイメージがあります。移住前に僕が何回も読み返していた、ある雑誌の移住特集も、そのようなイメージでした。

でも、家族がどうしても同調しなかったんです。「小学校が近い方がいい、歩いて買い物に行けるところがいい、庭の雑草抜きで大変だったので、普通のアパートがいい・・・」

松本市郊外にある、大正時代の大きな古民家。家賃4.5万円なんて言う物件も見つけていたのですが、検討されるまでもなく却下されました。

移住先で、家族が不安や不満を抱えて、いさかいが絶えなくなってしまったら意味がありません。僕が出張で家を空けがちになることもあり、大幅に譲歩し、市街地に近くてそこそこ便利な住宅街でアパートを探すことになりました。

そして巡り会ったのが現在の住まいです。松本市中心部から約4km、住宅地と農地が混在するけれど、スーパーまで約150m、小学校まで約250m、大学附属病院まで約1km、温泉まで約1.5km、建物は築約18年の鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て、家賃は共益費と駐車場込みで5万円以下という、なかなかの好条件でした。

MT免許持ちのくせに車を運転したがらない家内は、最寄りのバスが1時間に1本程度と少ないことに、当初こそ不満を持っていましたが、現在では「バスに合わせて行動すればいい」と考えてくれるようになりました。

もうすぐ移住してまる1年になります。結果的には絵に描いたような移住ではなく、まるっきり力まない移住になったものの、移住初心者としては正解だったと思います。

まずはこの町に慣れ、近くの自然ホットスポットや、スローな暮らしを楽しんでいる人の店などへと頻繁に出かけることで、家族が「より自然の懐に入っていきたい」と思いはじめるよう、洗脳する戦略に改めました。

でも、ファンシーショップの選択肢が以前の町よりもはるかに増え、町の中心部にパルコさえあるためか、娘の都心指向が高まってしまっています。これはちょっとした誤算でした。

March 17, 2013

里を見守る神々の座

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信州が大好きになった理由の一つが、日々の暮らしがアルプスに見守られていること。

年間を通じてアルプスがきれいに見える日は少ないけれど、
この写真のように、くっきりとアルプスが眺められた日は、一日中ハッピーな気分でいられます。

アルプスと里が織りなすさまざまな風景を、たくさんショットしたいと思う日々です。

〈写真は松本市の北東部、旧四賀村付近で撮ったものです。〉

March 04, 2013

さようなら、ミニエコー

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ミニエコーは、塩尻と辰野間を結ぶ、中央本線支線を走る電車です。

中央本線の岡谷と塩尻を最短ルートで結ぶ塩嶺トンネルの完成後、脇ルートとなってしまった区間が支線化され、1986年から荷物電車を改造したミニエコーが走り始めたのだそうです。

僕は日常的に使っていたわけではありませんが、一時、上諏訪に住んで松本に通っていたとき、よく塩尻駅などで見かけていました。

しかし、この電車も老朽化著しく、2013年3月16日ダイヤ改正で、省エネ性能に優れてた電車に置き換えられることになったのです。

この日、沿線のあちこちに、引退前の勇姿を撮ろうとするカメラマンが出没していました。僕は撮り鉄というワケでもないのですが、「里山地帯を走る里山電車」を記録しておきたくて、線路沿いの道からショットしました。

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